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ランナーズTIPS

プレクーリングで上手に残暑を乗り切ろう

こんにちは、トレーナーの井畑です。
やっと暑さのピークは越えつつありますがまだまだ厳しい残暑が続くようです。
前回の水分補給に続いてプレクーリングという暑さ対策の情報をお届けします。

プレクーリングとは運動する前に身体を冷やしておくことで、事前に体温を下げることで運動と外部からの熱負荷による体温上昇の許容量を増やしておくものになります。
プレクーリングを行うことで運動中の心拍数や血中乳酸濃度の上がり方が緩やかになり、より長い時間パフォーマンスを維持することができるとされています。

具体的には冷水浴やクーリングベスト、アイスパックなどを使った外部冷却とよく冷えた飲料やアイススラリーなどを摂取することによる内部冷却という方法があります。

それぞれ一つずつご紹介します。
まず外部冷却では上の写真にあるようなゲル状の保冷剤によるアイスパックが挙げられます。
これは冷凍庫で冷やすことで10℃に保たれる商品(商品名:アイスバッテリーフレッシュ)で手の平を20分程度冷やすことで深部体温を下げることができます。
手の平には動静脈吻合血管(AVA:Arteriovenous anastomoses)というラジエーターのような役割を果たす血管があるのでその部位を冷やすことが効果的です。
もちろんそのまま走り始めてもらっても構いません。その他にも顔面の頬に同様の血管があるので信号で立ち止まった際に顔に当てるのも効果的です。
スーパーなどで食品の保冷用に使用する保冷材などでは冷たすぎて痛みを伴うとともに凍傷の危険があります。熱中症予防用にいくつかの商品が市販されていますのでそちらを利用するようにしてください。

内部冷却ではアイススラリーという液体と氷が混じったものが最近は市販されていますのでそちらの利用が効果的です。
氷が溶けて水に変わる際に大きく熱を奪ってくれるので冷たい飲料を飲むよりも効果的に深部体温を下げる効果があります。

以前よりも助けとなってくれるアイテムが年々増えていますのでうまく活用して夏を乗り切っていきましょう。

アイスバッテリーフレッシュはオンラインショップにて販売中


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