こんにちは、トレーナーの井畑です。
今回はより積極的にランニングエコノミーを高めるためにリバウンドジャンプというメニューを紹介します。
このメニューは前回のアンクルホップよりもジャンプの高さが高くなりますので股関節・膝関節まで使うことでより大きな筋力発揮とSSC機能の向上が図れます。
このリバウンドジャンプの跳躍高と接地時間から計算できるリバウンドジャンプ指数というものが長距離走のパフォーマンスと相関があるとの報告もありますのでぜひ取り組んでみましょう。
ポイントとしては
アンクルホップよりも脚にかかる負担が大きくなりますので適切なフォームでケガを予防しながら取り組みましょう。
また腕振りをつけて行う場合には後ろから前に振り上げるタイミングを意識してください。
接地するより早く後ろから前に腕を振り始め、跳び上がるタイミングで身体の真横から前方に振り上げることでより高く跳び上がることが出来ます。
その分脚に掛かる負担は増しますのでまずは腕振り無しから始めましょう。
アンクルホップもリバウンドジャンプもその場での上下運動になりますが、さらに重りを持ったり台から跳び降りながらジャンプしたりと強度を上げていくことが出来ます。
また両脚から片脚へ、もしくは前方への移動を伴いながら脚の入れ替え動作を含むジャンプへとバリエーションは豊富にあります。
その土台となるのはウエイトを利用した筋トレで高めた筋力になりますので、ぜひ筋トレも並行して行ってください。