2014年3月30日(日)に、ATR半蔵門にて、角勝義(JASA-AT、NSCA-CSCS)による「正しいスクワットのためのソリューション」を開催いたしました。
トレーナーとして選手やクライアントにスクワットを教えることは容易ではありません。「膝が前にでてしまう」「臀部、大腿部を床と平行になるまで落とせない」「膝を屈曲させると上肢も一緒に屈曲してしまう」といったエラーが多く見られ、正しいスクワットをさせるために何から修正していけばよいのかわからないと感じる方も多いのではないでしょうか。
スクワットは選手が正しく地面をとらえることができるために、また全身の筋力を効率よく発揮できるようになるために、非常に有用な種目です。
トレーナーが正確でわかりやすい指導するために、トレーナー自身がきちんとしたスキルを習得していなければなりません。
今回のワークショップでは必要な評価法とその修正エクササイズを実技で体感いただきました。下肢ばかりに着目しがちですが、胸椎・肩関節・肩甲帯のモビリティーがスクワットポジションを維持するためにいかに大切か、股関節の3面のモビリティーがどのように骨盤の位置と関わるかをご説明しました。またスクワットをする前のプレエクササイズや、スクワットをどのようにプログレッションしていくかを学んでいただきました。