メディカル：インディバ
Indiba Activの詳しい説明
（１）インディバとは?
インディバとは、スペインのホセ・カルベット博士が開発した高周波エネルギーによる「高周波温熱機器」の総称です。インディバは体の深部まで温める力を持っており、一時的に体内の熱を3〜5℃、部位によっては7℃まで上昇させることができます。体内に発生した熱は、血流や細胞間を介して全身に広がり、3〜4時間保たれるため身体の代謝を促します。インディバは、日本では皮膚科、美容外科・形成外科などエステティック分野から導入されてきましたが、整形外科・理学療法科・内、外科など医療領域での効果も発揮されてきており注目を集めています。
（２）インディバの効果
インディバの基礎的な効果は、何よりも体の深い部分を温めることで血流が増加し、ぽかぽか温かい感じがしてきます。これにより以下のような様々な反応が期待できます。
基礎体温の上昇により、新陳代謝がよくなります。
体温を上昇させ、冷えを改善させる
足の疲れ、むくみを緩和させる
細胞に十分な酸素や栄養素を供給する
抵抗力や免疫力が向上する
細胞からの老廃物の排除を促進する
自律神経の反応を良くする
冷えで悪化する関節痛・神経痛の緩和
（効果は個人差があります。あらかじめご了承ください。）
また加温することにより、熱ショックたんぱく（HSP：Heat Shock Protein）という特殊なたんぱくが作られますが、このHSPが免疫機能を上昇させることが判っています。
「インディバは、冷えに効果があります」
「冷え」は多くの不快な症状を引き起こしますが、体温が1度下がると代謝が約30％下がると言われているのをご存知でしょうか。代謝の低下は車で言えば「燃費が良くなる」ことになるので歓迎されるべきこととなるでしょうが、人の場合はそうなりません。なぜなら代謝が下がってしまうと血液の流れが遅くなることになりますので、血液から細胞に送り込まれる酸素と栄養のスピードが遅くなる一方、細胞内で発生した老廃物が血液に回収されるスピードも遅くなってしまうからです。つまり必要かつ十分な物質の交換が滞るために様々な不具合を生じさせます。それゆえに冷えは大敵と呼ばれているのです。インディバで身体を芯から温める事で代謝を上げていき老廃物を取り除き、内分泌系・自律神経の反応を良くし、免疫力や抵抗力を高めてくれる為、体を健康な状態へと導いてくれるはずです。
近年、体温が35度台以下の、低体温の人が増えています。冷えは体の大敵です。
冷えてしまった体は、治癒能力や免疫能力がきちんと働かない状態になり、様々な病気の引き金になりかねません。
体の冷えは「未病」とも言われ、肌荒れ・肩こり・むくみ・慢性疲労・頭痛・免疫力低下・腹痛・下痢・胃もたれ・不眠症・女性ならば生理不順など、様々な症状を引き起こします。
（３）インディバはなぜ体の深くまで温められるのか
インディバの持つ深部加温の秘密とは、二つの異なる電極（「戻し電極」と呼ばれる板状の電極（背中にひく部分）と円形の電極（体に当てる部分）と）で体を挟み、2つの電極間の体内全域に「ジュール熱」（細胞分子の移動で生じる摩擦熱）を発生させること（CRet System容量･抵抗性電移法）です。
インディバ自体が熱を発しているわけではないのです。インディバによる施術は、機械とは思えないまるで温かい手でマッサージされているような感覚で、とても心地よいものです。
（４）インディバの安全性
※1 インディバで扱う高周波は、人体に対し安全であることが証明されています。
体内で発生させる熱を「ジュール熱」といいます。ジュール熱は、細胞の分子の移動によって生じる〔摩擦熱〕とも呼ばれる熱で、 細胞の抵抗によっても熱の発生が異なります。その熱は高周波の電磁エネルギーの作用によって生じますが、人体には安全な電磁波として証明されています。インディバが持つCRet Systemによるジュール熱は、生きた細胞にしか発生しないのが特徴です。 安心してトリートメントを受けることが出来ます。
例えば高周波を使用しているもので、
・電子レンジ→何と約2000メガヘルツ（1秒間に20億の波）
これくらいものすごい数の周波数帯になると、どのような物体でもそれにエネルギーを集中させることができるので強い熱が生じます。
・携帯電話→900〜1500メガヘルツ
それに比べて、
・インディバ→0.449メガヘルツ
ラジオを聴いているのと同じレベルであり、日本電磁波協会からも安全性を証明されています。
よって手術などにより体内に金属プレートやボルトがあっても、それらに熱が生じません。
（５）インディバの注意点
- 以下の方はご遠慮いただいております（他のコースをご案内させていただく場合があります）。
風邪や怪我などで発熱されている方（症状が悪化する可能性があります）
妊婦（３－４ヶ月以上）の方
ペースメーカーを使用している方
ぎっくり腰などの急性の炎症がある方
他に気になることがございましたら、お問い合わせ下さい。 - 施術前の注意点
食事は施術の1時間前までに済ませておいて下さい。
水分を良く摂っておいてください - 施術後の注意点
水分をしっかりと補充して下さい。
入浴は軽く温まる程度に控える（自分の汗で体を冷やしてしまうので）。
インディバ当日は激しい運動は控える
多少疲労感を覚える時は、ゆっくり体を休める
当店は予約制とさせていただいておりますので、キャンセルの場合は2日前までに、ご連絡ください （お待ちのお客様が居る場合がございますので）。